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猛威を振るった新型コロナウイルスが収束に…

 猛威を振るった新型コロナウイルスが収束に向かい、全国に出されていた緊急事態宣言が解除されたことで、経済が徐々に動きだした▼このタイミングで八重山家畜市場の6月のセリが13日、14日に行われる。セリ市場内への入場を購買者に限定、牛を上場する畜産農家らにマスクや手指の消毒、せきエチケットの徹底を促し、感染予防対策を講じた上で開催する▼注目されるのは、急落を続けるセリ値の動向。セリ値は、新型コロナの影響に伴う牛肉需要の減少を受けた枝肉価格の暴落を背景に子牛のセリ価格が低下。3〜5月の3カ月間で、平均価格が約18万円値下がりした▼ただ、同じようにセリ値が低迷していた本マグロが、豊洲市場で値を戻しているように、経済が動きだしたことで、牛肉需要の回復によるセリ値の上昇を期待する声もある▼5月の平均価格は約50万円。低迷期の価格と比べまだ値を保っているようだが、畜産関係者によると、飼料価格などの高騰を受け、農家によっては採算ギリギリのところもあるという。これ以上の価格低下は、農家の死活問題とも成りかねない▼東京枝肉市場のセリ値は、4月を底に5月は値上がりに転じている。宣言解除後の外食産業の再開で牛肉消費が伸び、枝肉、子牛価格に反映されることを期待したい。(下野宏一)

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