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石垣市は本日開会予定の市議会定例会に、…

 石垣市は本日開会予定の市議会定例会に、尖閣諸島を「字登野城」から「字登野城尖閣」に変更する議案を提案する。なぜ今なのだろう。理解に苦しむ▼登野城は広大である。730交差点の1番地から名蔵ダム東までは地続きで、そこから尖閣の五つの島へ飛ぶ。小字は21ある。村内(むらうち)、天川(あーまー)に始まり、嵩田(たきだ)まで。このうちバラビドーと嵩田は集落名。住民の皆さんから「字登野城」であることに不都合という話は聞かない。いわんや尖閣をや。誰も不自由などしていない▼尖閣は固有の領土である。ただ、国有化前後の「つくられた危機」を考えるとき、石垣島の全国最大の海上警察力の集積地化と、陸自配備につながる結果となったことは否めない▼議決はリスクを伴わないだろうか。確かに中国は年々、強硬姿勢を示す。だからといって、あえて中国を刺激し、緊張を高め、外交問題化させることを憂える▼市民は、地域は、コロナ苦境のなかにある。観光を基幹産業とする社会経済は深い痛手を負った。どう立て直していくか。今まさに取り組むべき課題はそこにあろう▼何より、自らの主張は声高にアピールするのに、陸自配備をめぐる住民投票には拒否反応を示し「市民の意思」を明らかにさせない。これって?(慶田盛伸)

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