先島ガス前交差点 22年度にも改良工事着手
- 2020年06月05日
- 政治・行政
新港地区5.2㌶保安区へ
本港地区の石垣市都市計画臨港地区(約38.5㌶)に南ぬ浜町新港地区の5.2㌶を追加する変更案が4日、石垣市地方港湾審議会(会長・黒嶋克史石垣市商工会長、17人)で承認された。各種手続きを経て12月に変更される見通し。5.2㌶は、㈱りゅうせき八重山支店が立地し、㈱先島ガスの移転先となるエリア。移転後の跡利用について市港湾課は交差点の改良工事を計画しており、2022年度から23年度にかけて事業に着手したい意向を示した。
追加される臨港地区について市は今後、爆発物など危険物の取り扱いを目的とする保安区域に指定する。同区域では危険物の置き場・倉庫・貯油施設、消火施設などの建築に限られる。
審議会では先島ガス移転後の跡利用と新港地区と本港地区を結ぶ第2架橋の整備について質疑があり、下地敏之港湾課長は「跡地では交差改良工事を予定しており、設計に向けた調査に入っている。第2架橋の事業化はまだ。具体的な規模などの調査を終えた後に事業化を考えたい」と説明した。
同交差点は狭小で、大型車両が右折・左折する際に対向車両にはみ出すなど交通に支障が出ていることから改良する。第2架橋については、想定交通量などの基礎調査を行っており、21年土までには設計を終えたいとしている。
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