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GW 観光地に人影なく

ゴールデンウイーク明けまで封鎖され、静まりかえる川平公園=29日午前、同所

ゴールデンウイーク明けまで封鎖され、静まりかえる川平公園=29日午前、同所

新型コロナ 高まる緊張や不安

 本格的な大型連休に突入した29日、八重山の観光地は閑散としていた。いつもはにぎわう川平湾や米原ビーチなど石垣島の人気観光スポットでも観光客の姿がほとんど見られなかった。石垣市では28日、12日ぶりに4人目の感染者が確認されたばかり。緊張や不安が高まる中、住民は互いに距離を保ちながら釣りや遊泳などで羽を伸ばし、「ことしのゴールデンウイーク(GW)は観光客は来ないでほしい」と口をそろえた。

■来島自粛を

 島外からの新型コロナウイルスの流入を食い止めようと、石垣市は6日、沖縄県は8日、それぞれ緊急事態宣言期間中の来島自粛を観光客に要請。市は観光客の来島を抑えるため、22日から市管理の観光関連施設11カ所の利用を全面的に禁止している。

 この日は、4例目の感染者が確認された翌日。観光地のうち川平公園には人影はなく、湾内では休業中のグラスボート業者のスタッフらが、ボートのエンジンなどを整備していた。

 30代の女性スタッフは「1週間前に来た時はまばらに観光客がいたけど、今は見当たらない。来てもらっても何もおもてなしはできないし、向こうも楽しくないはず。今は来島を断念してもらい、終息してから来てもらいたい」と申し訳なさそう。

 米原ビーチで日光浴をしていた市内在住の40代男性は「家にいてもやることがないのでもっぱら海で気晴らしする。最近は県外の観光客らしき人はほぼ見ない」と話した。

 川平の沿岸で昼食を取っていた市内の40代男性は、4例目の感染に「出るとは思っていたけど、厳しい」と落胆を隠せない。「観光客はできれば来てほしくない。今日もここに観光客がいたら帰ろうと思っていた」とこぼした。

 名蔵湾では、釣りを楽しむ家族連れの姿もちらほら。40代の父親は「新規感染者が出たのは、やっぱりなという感じ。家にずっといると子どもたちはストレスがたまってけんかばかりするので、極力、人がいない場所を狙って釣りをしているが、ことしいっぱいはずっとこんな感じが続くと覚悟している」と声を落とした。

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