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竹富町民 慌てて石垣で買い出し

スーツケースを引き石垣港離島ターミナル内を歩く鳩間島の住民。石垣島で買い物をするため宿泊しなければならない=29日午前

スーツケースを引き石垣港離島ターミナル内を歩く鳩間島の住民。石垣島で買い物をするため宿泊しなければならない=29日午前

新型コロナ対策 定期船全便停止発表で 買い物代行サービス知らず

 竹富町が5月1~6日まで石垣島と周辺離島を結ぶ定期船の運航を全便停止させることに伴い、29日、買い出しのため石垣島に渡ってくる町民の姿があった。停止期間中、町民専用のチャーター便で現行の1日2往復4便~1往復2便を維持するが、情報を得ていなかったため「島が孤立する」と慌てて来島した。石垣市内の買い物代行事業者に生活必需品の購入を依頼できるサービスも把握していなかった。島間移動の制限には町の支援策周知が重要になりそうだ。

 町は、観光客らの島間移動で新型コロナウイルスが各島に持ち込まれることを阻止しようと、1~6日の定期高速船、貨物船を停止し、船を借り上げ臨時チャーター便を運航させる。乗船対象は町民と町内に就業で通う者、介護等で乗船の必要がある者。

 29日午前、西表島上原から鳩間島を経由して定期船が帰港。食料品や生活物資購入のため渡ってきた30代男性=鳩間島=は「船が止まると聞き急いで石垣に出てきた。1日1往復だと日帰りは無理、石垣に1泊しないといけない。石垣発の便が午前8時半しかないため前日に買った肉は傷んでしまう。生鮮食品の仕入れは難しい」と現状を語る。

 町の買い物支援サービス、買い物や通院のため石垣島に宿泊が必要な町民に1泊当たり上限7500円を助成する制度は知らないという。内容を伝え、男性はスーツケースを引き足早に離島ターミナルをあとにした。

 西表島祖納の40代女性は母親と一緒に下船。「代行サービスもあるが、量が多いので商品をまとめて買うため出てきた」と話した。

 買い物代行を請け負う2事業者によると、29日は西表島や小浜島から5件注文があった。両事業者とも青果を扱っており、これまでは市内の飲食店に商品を卸していたが、営業自粛の影響で受注は激減。支援サービスの受託を決めた。

 一方、インターネットで商品を購入し宅配まで行う「ネットスーパー」のサービスを提供するマックスバリュやいま店。イオン琉球㈱によると、今後は石垣市内でサービスエリアを拡大し、竹富島、小浜島、西表島にも規模を広げる計画。同社担当者は「町内のサービス開始は旧盆ごろになりそうだ」と見通しを示した。

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