八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

石垣市で3例目確認 20代男性の同僚 集団感染の可能性高まる

飲食店関係者の濃厚接触者が数十人から100人以上にのぼる可能性がある」として緊急事態宣言を発表する中山義隆市長=16日夜=16日午後9時すぎ、市役所会議室

飲食店関係者の濃厚接触者が数十人から100人以上にのぼる可能性がある」として緊急事態宣言を発表する中山義隆市長=16日夜=16日午後9時すぎ、市役所会議室

新型コロナ感染者

全市民が外出自粛を 市、緊急事態を宣言

 県は16日、石垣市内の飲食業の20代男性を含む男女計8人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内では3例目。この男性は、13日に感染判明した20代男性が勤務する美崎町のバー「ヘイランド」の同僚。同一の場所で2人の感染が確認されたことでクラスター(集団感染)の可能性が高まった。中山義隆市長は16日夜、同僚が1日の発症後も飲食店で会食していたことが同席者から確認されたとして「濃厚接触者が数十人から100人以上にのぼる可能性が高い」と緊急事態宣言を発表、全市民に病状の有無にかかわらず2週間の自宅待機を求めた。

 県は、ヘイランドのほか、従業員が行き来した可能性があるとして系列店「ヘイナイト」もすでに公表している。先に感染が確認された20代男性は3月22日、のちに感染判明の県外客とヘイランドで接触・感染した可能性があるとされている。

 県によると、同僚は4月6日に20代男性と接触しているが、これより前の1日に症状が出始めた。男性の感染が確認された13日の翌14日に八重山病院を受診。発熱やせきがみられたため検体を採取され、15日に県衛生環境研究所のPCR検査で陽性が確認された。現在は同院に入院中で、重症ではないという。

 市によると、発症から受診までの間、同僚はバーや他の飲食店で会食、会合をしていたことが同席者から確認されており、中山市長は「クラスター感染が起こり、無症状の方なども含め、すでに多くの未確認の感染者がいる可能性がある」として、市中央運動公園野球場に17日開設予定のコロナ相談外来に問い合わせるよう呼び掛けた。詳細はホームページで公表する。

 県地域保健課結核感染症班の久髙潤班長は八重山合同庁舎での会見で「今後、二次感染が発症する恐れがある。どこからうつるか分からない。会合、飲み会などは控えてほしい。3例目は15日に陽性が確認されたので28日までは濃厚接触者の発症の恐れがある。その方々から3次感染の可能性もある」と注意を喚起した。

 中山市長は「島内に二次感染者が多く発生すると、医療崩壊を招き、高齢者や基礎疾患の方を始めとした市民の生命・健康に大きな危険が及ぶ可能性がある。危機的な状況だ。皆さんの力を貸してほしい」と協力を呼び掛けた。

 県によると、ほかの県内患者の内訳は那覇市の20代男性、50代女性、40代女性、60代男性、名護市の60代男性、豊見城市の60代男性、中部保健所管内の40代女性。石垣市の20代男性を含む6人は接触による感染で、2人は経路が追えていない。

 県関係感染者は95人となり、3桁が目前に迫っている。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム