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人の顔はその人の歩んだ道が表情に現れる

 人の顔はその人の歩んだ道が表情に現れる“履歴書”とも言われる▼過日、酒席で石垣市の行政を担う与野党の皆さんらの顔の表情が話題に上り、本音と建前が渦巻く政治の世界にどっぷり漬かっていると、志を立てた初期と違って、如実に変化しているとは言い得て妙である▼どのように変わったかについては、市民それぞれの思いもあろう。その一端を3月定例石垣市議会で見ることができた。陸自配備に関連した当局側の答弁は二転三転したり、修正・撤回もありとちぐはぐな面が目立った。登壇者の表情にも覇気がなく、さながら国政石垣版の様相を呈した▼極め付きは野党の一般質問の発言に抗議し、議場を退席した市長の言動であろう。同様な場面が過去にあったと思い出したのが、9年前の郡内教科書選定問題である。八重山3市町の全教育委員による協議で、意に反する結果が出されると当時の与那国町の教育長がボイコット、市教育長が一時退席し協議を責任放棄した▼自分たちの都合のいいことは、たとえどんな理屈に合わなくても無理やりに押し通してしまう。今の市議会に欠けているのは、良心に恥じぬような人間味ではないかと痛感する▼真理のの市政、市民の心を打ち、勇気と誠実さで対処する人材の不在は、石垣市にとって決していいとは言えない。(鬚川修)

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