「頑張れ」の声援響く 石垣路、沿道の市民が熱い応援
- 2020年01月27日
- スポーツ
風光明媚(めいび)な石垣島内を駆ける第18回石垣島マラソン。ランナーたちを支えたのは沿道からの「頑張れ」「ゴールまであと少し」などの声援や給水地点での運営ボランティア。パーランクーや三線の軽快な音もレースを盛り上げ、南国石垣島らしいにぎやかな大会となった。
於茂登岳に分厚い雲がかかるなか、スタートしたフル・24㌔、10㌔。朝雨でぬれた路面に陽が差すと湿度が上がり、ランナーの体力を奪っていく。
市街地では、スポーツ少年団の児童が大声でランナーを励ましたり、ハイタッチを交わし一体感が生まれていた。
給水地点にはパイン、黒糖、バナナ、ミカンが用意され、きつそうなランナーの表情も和み、市民らの応援がランナーの背中を押した。
新川小学校女子バレーボール部は、同校前で声援を送り道路に転がるコップやスポンジの片付けを手伝った。同部の宮良心天(ここあ)さん(9)は「『ファイトー』の掛け声やハイタッチをして応援した。先生たちの走っている姿は、いつもよりかっこよく見えた」とうれしそうに話した。
名蔵の県道208号線で、交通整理と応援をする宮川恒男さん(71)・弘子さん(72)夫妻。険しい上り坂を前に選手一人一人に声を掛ける。弘子さんは「毎年応援している。ことしは湿度があり応援しているこっちまで暑くなる。年に一度の大イベントなので声がかれるまで応援する」と額の汗を拭った。
大阪府から職場の同僚5人で10㌔に出場した川江ありささん(28)は「太鼓やマラカス、三線のテンポが良く楽しかった。ちびっこと一緒に走ったりして和んだ」と笑顔を見せた。
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