「沖縄サッカーキャンプ2020」発表
- 2020年01月11日
- スポーツ
【那覇】県や沖縄SV㈱(高原直泰代表取締役)などは10日午後、県庁で「沖縄サッカーキャンプ2020」の概要を発表した。12日に石垣市でキャンプインする横浜F・マリノスをはじめ過去最多の29クラブが県内各地でキャンプする見込み。
昨季15年ぶりのリーグ制覇を達成し、連覇を目指すマリノスは、20日までサッカーパークあかんまで行うキャンプでシーズンのスタートを切る。石垣島キャンプは3年目。
県によると、誘致活動を始めた10年度は140人だった県外来訪者が18年度には1万858人に増加。経済効果も10年度の約2億2000万円から約24億7000万円と推移しており、地域活性化に大きく貢献している。
ことしはJリーグから過去最多となる20クラブ、なでしこリーグから1クラブ、中国リーグから3クラブ、ブラジルから初実施の1クラブ、国内大学から2クラブ、調整中の2クラブの計29クラブが来沖予定。
高原代表取締役は「幅広いクラブが集う、刺激の多いキャンプになるものと確信している」と自信をのぞかせた。
県文化観光スポーツ部の新垣健一部長は「県内外の皆さんには各キャンプ地を巡って選手に熱い声援を送ってほしい」、県サッカー協会の具志堅朗会長は「ブラジルのチームが新たに加わり、キャンプ期間中は大いに盛り上がると思う」とPR、来場を呼び掛けた。
県は県内ホテル、県レンタカー協会加盟社などで、キャンプ日程やアクセス情報などを紹介するガイドブックを無料配布するほか、約20チームのユニホーム展示などを行うブース「美ら島サッカーパーク」を13日から26日まで那覇空港2階ウェルカムホール、2月1日から同29日までイオンモール沖縄ライカムに設置してキャンプの魅力を発信する。
関連するニュース
- 関連するニュースはありません。