白保のサンゴを観察 石垣自然保護官事務所
親子でグラスボート
海域公園について理解を深め、身近にある豊かな自然を知ってもらおうと「白保のサンゴをみにいこう☆おやこでグラスボート」(石垣自然保護官事務所主催)が14日、白保海岸の船着き場(ふたなが)付近の観察ポイントで行われた。NPO法人夏花、白保魚湧く海保全協議会、WWFしらほサンゴ村が協力した。
はじめにしらほサンゴ村で自然保護官事務所の大嶽若緒自然保護官が国立公園や海域公園の役割、2016年に起きた大規模なサンゴの白化などについて説明。続いて同協議会の新里昌央会長がサンゴの生態や白保海域公園に生息する多様な生き物、北半球最大の群生をつくるアオサンゴについて解説した。
神里蓮君(白保小2年)と悠真君(同1年)は父親の新吾さんと参加。2人は「白保の海でグラスボートに乗るのは2回目。クマノミやサメが見たい」と話した。
事前レクチャー終了後は白保海岸に場所を移しグラスボートに乗船。白保の海を代表するアオサンゴをはじめ、ハマサンゴやヒメジャコ、ハマクマノミ、ルリスズメダイなどを観察した。
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