第13回花と緑と食のまつり
- 2019年12月10日
- 地域・教育
八重山農林高校(山城聡校長)の生徒らが生産物や加工品を販売する「第13回花と緑と食のまつり」が8日、同校であった。地域住民約5000人(主催者発表)が買い物や出店料理、ワークショップなどを満喫し、生徒らの日ごろの学習成果に触れた。新鮮な野菜や草花、木工品、6次産業化商品などが並ぶ販売コーナーでは、八重農ブランドを求めて来場客が長蛇の列を作り、完売が相次いだ。
生徒の日ごろの学習成果を発表するとともに、地域の農業教育への理解と関心を深める場とする目的で、3年に一度開かれている。
例年人気のアグリフード科のケーキやパンを手に入れようと、同科の販売コーナーはまつり開始前から人だかりが。1人当たりの購入個数を制限しての販売だったが、2時間半で全種完売となった。
1時間で完売したグリーンライフ科のシイタケ栽培キットを入手した徳比嘉梨乃さん(35)は「これが目当てだったので買えてうれしい。パンと焼き鳥も買いたい」と笑顔。
また、同科はことし、いす付きテーブルに変身する変形ベンチや、琉球松のちゃぶ台、ガーデンチェアなど多彩な木工品を用意。販売会場はインテリアの逸品を求める客や、アウトドア用品として検討する家族連れでにぎわった。
フードプロデュース科の子牛の哺乳体験コーナーやライフスキル科のおもちゃ作りワークショップなど、子どもも楽しめるコーナーが充実。哺乳体験に挑戦した横関結依子ちゃん(4)は「楽しかった。牛さんがかわいかった」と目を輝かせた。
ライフスキル科の野菜類、アグリフード科の沖夢紫の焼き芋、同校栽培のコーヒー豆なども人気を博した。
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