八重山LCに髪の毛80束託す 県美容業生活衛生同業組合八重山支部
- 2019年11月28日
- 地域・教育
ヘアドネーション活動に協力
八重山ライオンズクラブ(LC、東郷清龍会長)が取り組む小児がんや事故などで髪の毛を失った子どもたちに無償でウィッグを贈るヘアドネーション活動に協力する県美容業生活衛生同業組合八重山支部(糸数宏美支部長、39店舗)が25日、同クラブ事務所を訪れ、対応した砂川一晃第一副会長に5美容室1個人から集めた髪の毛80束を託した。
寄付された髪の毛は、ライオンズクラブの全国組織に年2回集められ、メディカル・ウィッグを無償提供するNPO法人ジャーダックを通して頭髪に悩みを抱える子どもたちの元へと届けられる。
砂川副会長は「子どもたちが笑顔になるよう皆さんの協力が必要」と感謝、ヘアドネーション活動を担当する前里和江さんは「報道などで認知度も上がり昨年の50束を大幅に上回った。待っている子どもたちへ届けたい」と話した。
糸数支部長は「これまでも各店舗で贈っていたが、組合として集めることで多くの寄付ができた。髪の毛を染めていたり、白髪があっても問題ない」と市民の協力を呼び掛けた。
県外へ進学するのを機に個人で献髪した国府方花梨さんの母親・せい子さんは「娘は寄付するために髪を伸ばしていた。ヘアドネーションに協力する店が増えてほしい」と活動の広がりに期待した。
協力した美容室と個人は次の通り。
【美容室】▽ヘアースタジオエイト、アトリエM、エクセル美容室、サロンドキミコ、サロンドRose
【個人】▽国府方花梨
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