石垣港運が努力賞 安全衛生活動を評価
- 2019年11月09日
- 社会・経済
全国港災防大会
第56回全国港湾労働災害防止大会(港湾貨物運送事業労働災害防止協会主催)がこのほど、愛知県で開かれ、石垣港運㈱(下地巖代表取締役社長)が安全・衛生表彰の努力賞を受賞した。同社が8日午後、八重山労働基準監督署(梅澤栄署長)に受賞報告を行った。
努力賞は、安全成績か労働衛生管理が優良賞に達しないが、安全活動を熱心に実施し、その向上が著しい事業所に対する表彰。
石垣港運は毎日午前8時のミーティングで一日の作業工程を確認し、体操を実施。また、年2回の港湾パトロールなどに参加し、安全衛生意識の高揚を図っている。
受賞報告を行った下地代表は「これからも努力してほしいということ。事故を起こさないよう頑張りたい」と今後の意気込みを述べた。
梅澤署長は「八重山の死亡事故は10年以上ない。自主的な事故防止活動に助かっている。今までの実績が評価された」など述べ、「(港湾は)フォークリフトが行き来する。ミーティングをしないと、作業工程が分からない人が使うと事故の元になる」と活動をたたえた。
同署によると、八重山管内での港湾荷役作業での死亡事故は少なくとも2008年以降発生していない。
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