異文化交流で新たな目標 中学生3人が帰任報告
- 2019年10月17日
- 地域・教育
市カウアイ派遣事業
石垣市の2019姉妹都市カウアイ郡中学生派遣事業の報告会が16日午後、石垣市役所で行われ、中学生3人が異文化交流などの体験を報告し、「派遣は一生の宝物になった」「もっと英語を流暢(りゅうちょう)に」など新たな目標を発表した。
派遣事業に参加したのは白保中学校3年の結城太志君(15)、川平中学校3年の山元寿梨奈さん(同)、石垣中学校3年の西銘碧生さん(14)の3人。派遣期間は9月14日から23日までの10日間。
一行は現地でホームステイし、カウアイ郡内のカパア高校に通い、現地の高校生と交流。パールハーバーも視察し、平和学習を行った。
結城君は「人は国や言葉が違っていても共有できる温もりがあるのだと学べる機会になった」と感想を発表。山元さんは「英語に自信がなくても、伝えようとする気持ちがあれば相手も理解してくれる」、西銘さんは「次カウアイに行くときは、英語が流暢にしゃべれるようになろうという新たな目標もできた」とそれぞれ作文形式で感想を述べた。
報告を受けた中山義隆市長は、「(派遣で)将来の夢が広がったのではないか。夢に向かって頑張ってほしい」と今後の活躍に期待した。
同事業は生徒をカウアイ郡に派遣することで、国際性豊かな視野を持った人材を育成することが目的。2004年度から実施しており今回で16年目。総勢51人の中学生が派遣された。
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