発祥の地に歌碑建立
- 2019年09月30日
- 芸能・文化
川平鶴亀節、作詞作曲から215年
川平鶴亀節建立記念式典と祝賀会(同建立期成会主催)が29日午後、川平公民館で開かれ、川平鶴亀節歌碑が除幕された。川平鶴亀節は1804年、当時の役人、宮良当演が作詞作曲し、ことしで完成から215年目。川平は同歌発祥の地となっている。
同取り組みは、川平公民館発足90周年事業の一環。18年に建立期成会(仲野英則会長)が発足し、このほど碑が完成した。碑の高さは台座を含めて約2㍍20㌢、3番までの歌詞が刻印されている。
午後1時過ぎに行われた式典では、関係者8人が歌碑を除幕。神司による完成祈願の後、発祥の地完成を祝って全員で川平鶴亀節を斉唱した。
祝賀会で期成会の仲野会長は「立派な歌碑が完成したことは最高の喜び。末代まで保存継承されることを願いたい」と式辞を述べた。
川平公民館の高嶺善伸館長は歌詞について、「豊年満作と平和で幸福な世の中への願いが込められている」と説明。「これまで保存継承に多くの人が携わった。川平の伝統芸能が引き継がれることを願いたい」とあいさつした。
祝賀会はその後、八重山高校郷土芸能部、川平青年会の余興などが披露された。
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