石垣市の小中学生チーム入賞 マインクラフト全国大会
- 2019年09月27日
- 地域・教育
世界的ヒット作のものづくりゲーム「マインクラフト」で「スポーツ施設のある僕・私の街」をテーマに仮想空間をデザイン、プレゼンする第1回コンテスト「Minecraftカップ2019全国大会」(同運営委員会主催)の最終審査が23日、東京港区の日本マイクロソフト本社であり、石垣市内の小中学生5人でつくるチームが出品した「とある南の島~海の恵みと共に暮らす人々の伝統芸能とスポーツ~」が参加者相互評価1位の「ピア・ボーディング Kazu賞」を受賞した。
メンバーは浦添一君(石垣第二中1年)、西里琉弥君(大浜中1年)、崎原康樹君(同)、喜納正直君(当時平真小5年、松島小5年)、浦添昴君(平真小4年)をメンバーとするチーム「CoderDojo Ishigaki」。
コンテストは15歳以下の3~30人までのチームが対象。約2880人250チームがエントリーし、3月から8月にかけて設計。8月の一次審査には133チームが作品を提出し、総評評価で上位8位に同チームが選ばれ、相互評価で得票1位に輝いた。9月23日の最終審査で賞を受けた。
同チームは、石垣島の自然と文化をモチーフに、山岳のある海岸地帯に海上マラソンコースやハーリー会場、砂浜の上の相撲会場をつくるなど個性豊かな街をデザインした。制作期間はわずか10日間だったが、プログラミングを設定して建設を手伝うツールを活用、つり橋など巨大な構造物を短期間で完成させた。
代表の一君は「記念すべき第1回大会で、参加チームから最多得票を受けたことが何よりうれしい。次回はもっと時間をかけてプログラミングを組み制作したい」と喜びを語った。
審査委員の動画クリエイター・kazu氏とメンバーの動画コラボも決定。Kazu氏とメンバーが作品空間を探査しながら解説する。10月中に公開予定。
同コンテストは、子どもたちの問題解決能力やコラボレーション力などを高める狙いで初開催。テーマは2020年東京五輪などを自分事として受け止めてもらう目的で設定された。
石垣チームの作品を紹介する動画はアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=CgTS6Ng5eG8)で観賞できる。
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