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名蔵アンパル 保全利活用で協議会設立

名蔵アンパルや流域の自然環境保全や適切な利用の推進を目的に設立された名蔵アンパル保全・利活用推進協議会=25日午後、石垣市健康福祉センター

名蔵アンパルや流域の自然環境保全や適切な利用の推進を目的に設立された名蔵アンパル保全・利活用推進協議会=25日午後、石垣市健康福祉センター

課題整理し計画策定へ

 ラムサール条約に指定されている名蔵アンパルや流域の自然環境保全と適切な利用の推進に向け自然保護団体や行政機関、地域住民などでつくる「名蔵アンパル保全・利活用推進協議会」が25日、設立された。環境省の生物多様性保全推進支援事業と石垣市まちづくり支援基金を活用。現状を調査し、課題を整理した上で保全・利用計画を策定。名蔵アンパルや流域の自然環境保全と利用ルールにのっとった適切な利用を推進したい考えだ。次回は来年3月上旬に開かれる予定。

 会長に選ばれたアンパルの自然を守る会の島村賢正共同代表は「アンパルの保全と利活用についてこの協議会でしっかりとした案を提案して実行させていきたい」と意気込みを語った。

 名蔵アンパルは、2005年11月にラムサール条約登録湿地に指定された面積約157㌶の干潟でマングローブ林や海浜、海岸林で構成される。

 干潟には、さまざまな生物が生息し、固有種も少なくなく、渡りの季節には多くの野鳥が中継地として利用する。

 環境省の種の保存法で国内希少野生動植物種に指定されるカンムリワシをはじめ、周辺地域には八重山固有の動植物も生息している。

 名蔵アンパルでは近年、水質悪化や土砂流入による陸化の進行、マングローブ林拡大に伴う干潟の減少など環境悪化が指摘されていることから、環境省の生物多様性保全推進支援事業と石垣市まちづくり支援基金を活用。

 今年度は名蔵アンパルの現状を専門の業者に委託し調査。来年度には、課題を整理するとともに保全・利用計画を策定し、名蔵アンパルや流域の自然環境保全と利用ルールにのっとった適切な利用の推進を図りたい考えだ。

  • タグ: 名蔵アンパル自然環境保全
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