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八重山の医療支え9年 郡民の会が活動休止

八重山の医療を守る郡民の会の総会で活動を休止することが決まった=25日夜、南の美ら花ホテルミヤヒラ

八重山の医療を守る郡民の会の総会で活動を休止することが決まった=25日夜、南の美ら花ホテルミヤヒラ

新八重山病院開院で一区切り 若い世代での再開を願う

 八重山の地域医療を住民主体で充実させようと2011年3月に発足した「八重山の医療を守る郡民の会」(宮平康弘会長、会員36団体、181人)が、昨年10月の新県立八重山病院開院で活動に一区切りをつけ、25日の第10回総会で会を休止した。同病院の医師確保や新築・移転に奔走。多様化する医療ニーズや郡民の声を医療機関、行政に届けてきた。宮平会長は会員の高齢化も休止の理由に挙げ、若い世代による活動再開を願った。

 同会は▽ドクターヘリ導入▽八重山病院の医師確保▽八重山病院の早期移転▽新たな看護体制導入▽夜間診療の再開|などを県知事、石垣市長、県病院事業局長など行政機関に要請、八重山の医療を下支えした。このほか、八重山病院の医師や職員などの歓送迎会も行っている。多い時の個人会員は約400人にも及んだ。

 総会には、医療従事者や市民らが参加。発足準備期間を含め9年間の歩みを思い起こし、八重山医療の発展について議論した。宮平会長は「もともと観光産業の人間が医療分野に携わり、やりがいがあった。医療はインフラの一つ。インフラが整備できないと安心して暮らすことができない」と振り返り、「今は、慢性期と急性期がセットでないといけない。適宜、活動が必要になったら要請などは行っていきたい」と述べ、会の存続を次世代に託した。

  • タグ: 地域医療
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