八重山諸島の魅力をPR 「観光の日」
県観光振興条例に基づく「観光の日」の1日、南ぬ島石垣空港、ユーグレナ石垣港離島ターミナル、与那国空港の八重山3市町玄関口で、一般社団法人八重山ビジターズビューローと3市町観光協会などが特産品やパンフレットなどを配布して八重山諸島の魅力をPRした。訪れた観光客は夏の味覚を堪能して大喜びだった。
石垣空港では市観光交流協会青年部(請盛真実部長)がカットパイン、黒糖、かまぼこ、マンゴージュースなどを提供し、会場は家族連れの観光客らでにぎわった。
2019年にちなみ、2019人目の到着客に記念品を贈呈。京都府から訪れた土井拓人さん(45)、妻の美行さん(42)ら家族4人が航空各社から旅客機のモデルプレーン、青年部から記念品を受けた。
3年前もこの日に訪れたという拓人さんは「パインを食べたことが思い出に残っている。海や自然と触れあいながら家族でゆっくりしたい。子どもたちに自然の良さを伝えたい」と楽しみな様子。
請盛部長は「ぜひ石垣を楽しんでリピーターになっていただきたい」と話した。
離島ターミナルでは、竹富町観光協会(西表晋作会長)が西表島産のパインジュースや黒糖、星砂、ステッカーも無料で配布。西表、波照間、小浜の各製糖工場で作られた黒糖を食べ比べするなど、ロビーは大にぎわい。ぴかりゃ~や石垣島ドリーム観光のドリカンくんも登場し、利用者を喜ばせた。
各離島の満足度を5段階で評価する「満足度調査」を行うブースも設置した。
友人同士で旅行に訪れている吉田梨紗さん(24)=東京=と山下莉瑚さん(25)=神奈川は「日帰りで竹富島に行ってきた。ビーチがすごくきれいだった。明日からは石垣島の観光も楽しみたい」、昨年から通算8回目の訪問という桐田敬久さん(51)=神奈川は「去年から竹富町の離島を巡っている。今回は時間があれば西表島でシュノーケリングをしたい」と話した。
西表会長は「離島は日帰り観光が多い。一泊してわかる魅力があるので、今回のイベントを通して竹富町の離島を知ってもらうきっかけになれば」と話した。
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