ジンベエザメを救出 ロープ絡まり、ダイバー切断
- 2019年08月01日
- 自然・科学
西表島東沖合
西表島東の沖合で7月29日午前、からだにロープが巻き付いた体長7~8㍍のジンベエザメをダイバーらが発見、協力してロープを切断して救出した。
頭部と胸びれの間に直径約10㌢の大型船の係留用ロープが巻き付き、両ひれに食い込んでいた。
ダイビングショップの「サニーサニー」、「うるま」、「マリンポイント」の3社が連携して救助した。
ロープを切断した「マリンポイント」の屋良部守明さん(36)によると、ジンベエザメは一時、逃げ出したが、切ってほしそうに屋良部さんの近くに現れたという。
屋良部さんはすかさず潜り、のこぎりを使ってロープから解放した。その後ジンベエザメはスピードを上げて泳いでいったという。
屋良部さんは「見た瞬間切ってあげようという気持ちだった。一生に2度と経験できないことだが、このような事はあってほしくない」と話した
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 関連するニュースはありません。