島外向け新米初出荷 品質一番良いと太鼓判
JAライスセンター
JAおきなわ八重山地区ライスセンターは10日、2019年産水稲一期米(ひとめぼれ)の島外向け出荷を開始した。初荷は全量1等米108㌧。本島に海上輸送され、各地のファーマーズマーケットで15日から販売される。
5月15日から始まった収穫ですでに600㌧余りが同センターに運び込まれており、約209㌧が精米された。うち1等米が石垣島産で約188㌧、西表島産で約7㌧、2等米が石垣島産で約13㌧となっており、最終的には平年並みの850㌧が収穫される見込み。
出荷開始を前に初荷式が同センターで行われ、水稲生産部会の黒島良雄部会長は「天候にも恵まれ、適時刈り取りができているので品質が一番良い時期に収穫できている。安心安全な米を消費者に届けてほしい」と初出荷を喜んだ。
JAおきなわ八重山地区営農振興センターの石垣信治センター長は「新米は香りもよく格段においしいと高く評価されている。各地の消費者に届き、笑顔あふれる食卓になるものと楽しみにしている。自信を持って提供できる」と品質に太鼓判を押した。
新米を積み込んだトレーラーを酒と塩で清めた後、関係者が万歳三唱をして送り出した。
式後には先月、ファーマーズマーケットゆらてぃく市場で行われた新米販売フェアで米購入者を対象に行った抽選会の当選者を決めた。
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