親子で歯の健康考える 60個人1家族を表彰
- 2019年06月10日
- 地域・教育
第42回デンタルフェア
第42回デンタルフェア(主催・八重山地区歯科医師会、石垣市)が8日、石垣市健康福祉センターで開かれた。歯科検診、虫歯予防フッ素塗布、口腔相談などのブースを設置、専門家が的確なアドバイスを行った。大勢の親子連れが来場し、正しい歯磨きの方法を学んだ。60個人1家族が「よい歯」などと認められ、表彰を受けた。(9面に表彰受賞者)
長男の壱悟ちゃん(4)らと来場した伊良波佐也加さん(41)=石垣=は、子どもとブラッシング体験。歯に赤色の染め出し液を塗って、いつも通りの歯磨きを行った。
息子の歯磨きを確認した伊良波さんは「汚れが取れていると思っていたが、自力では取れていなかった。大人の仕上げ磨きが大事だと思った」と感想を述べた。
会場には同フェア初となる舌圧測定器を導入。特殊な器具を舌の力でつぶして舌の筋力を測るもの。舌圧が低いと食べこぼしたり、むせたりするほか、つばなどの異物を肺に入れて炎症を起こす誤嚥(ごえん)性肺炎を起こすリスクもあるという。
八重山地区歯科医師会の砂川和徳会長は「普段(無料検診に)来られない世代にも歯科治療の大切さを伝えたい。口は全身の疾患につながるので、予防や治療をすることを訴えたい」と話した。
歯と口の健康週間は6月4日から10日まで。テーマは「いつまでも 続くけんこう 歯の力」
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