DMO登録後初の社員総会 機能強化など事業計画決定
【小浜】一般社団法人八重山ビジターズビューロー(会長・中山義隆石垣市長、13社員)は30日午後、はいむるぶし会議室で、観光庁の日本版DMO法人正式登録後初となる2019年度第5回定時社員総会を開き、DMO団体としての機能を強化することなどをメーンとする事業計画を決めた。
DMOの専門家で構成される外部有識者委員会の助言を受けながら八重山圏域を訪れる観光客へのマーケティングの実施、収集したデータの分析などを行い、観光地としての戦略を策定する。
事業計画に、DMO強化対策事業としてマーケティングのほか▽自主財源確保に向けた検討会▽星空ブランディング協議会の設立・運営など新規事業の検討▽ビジョン策定・コンセプトのキャッチフレーズ公募・選定|などを行う。自主財源の確保が課題となる。
総会では「文化・風習・環境が異なる島々の住民が、生まれ島(故郷)への誇りを持ち、子どもたち孫たちの代までみんなが笑顔で暮らし、訪れる人々にいつの世までも変わらない景観と安らぎを与えることを約束します」とのビジョン候補も確認した。
中山市長は「DMOに認定され、大きな転換を迎える年となる。組織を強化し、観光客が満足できる八重山観光を目指していきたい」と決意を新たにした。
理事選任などの案件も承認された。理事は次の皆さん。任期は2年。
▽会長=中山義隆石垣市長▽副会長=西大舛髙旬竹富町長、外間守吉与那国町長▽理事=大松宏昭石垣市観光交流協会長、西表晋作竹富町観光協会長、崎元俊男与那国町観光協会長、黒嶋克史石垣市商工会長、上勢頭保竹富町商工会長、崎原孫吉与那国町商工会長、大浜一郎八重山経済人会議代表幹事、宜野座葵県八重山事務所長▽常務理事=西嶋良洋(㈱日本旅行)▽監事=石垣収一八重山広域市町村圏事務組合事務局長
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