在沖郷友会連合会創立20周年 「八重山は一つ」理念に
- 2019年05月20日
- 地域・教育
【那覇】在沖八重山郷友会連合会(半嶺当友会長)は19日、那覇市内のホテルで創立20周年記念式典と祝賀会を開き、歴代会長や全島とぅばらーま大会審査員、協力企業など19個人1団体を表彰して節目を祝い、さらなる発展を誓った。
同会は1998年5月23日、神山長蔵氏を初代会長に「八重山は一つ」の理念の下、会員相互の親睦と共栄、八重山の発展と文化振興を目的に発足。戦後、沖縄本島在の八重山出身者で郷友会が組織され活動が活発になるにつれ、連合体としての活動を求める声が高まり、当初は17団体でスタート。現在は12団体で構成している。
半嶺会長は「これまでの20年の重みを体し、時代と環境の変化に対応して創意工夫を凝らし、令和の時代、次世代への継承を図り、各単位郷友会と連合会の発展に尽くしていく」と式辞。前盛義行実行委員長が「社会情勢の変化に合わせて郷友会活動も変えていかないと、継続していく事は難しくなってくる。八重山に限らずもっと輪を広げながら、発展させていく必要がある」とあいさつした。西大舛髙旬竹富町長(前鹿川健一副町長代読)が祝辞を寄せた。
受賞者を代表して、2012年と13年の2年間、会長を務めた赤嶺武氏(71)=石垣市白保出身=が「令和の思い出に残る式典で賞をいただけて心から感謝している。今後も郷友会の発展のために尽くしていきたい」と述べた。
式典終了後に開かれた祝賀会は旧大浜町郷友会連合会の「鷲ぬ鳥節」で座開き。在沖縄与那国郷友会の棒や在沖旧大浜町郷友会連合会の「まるま盆山節」「殿様節」、在沖竹富町郷友会連合会の「早口説」、在沖石垣市郷友会のフラが舞台を彩った。
受賞者は次の通り。
▽個人=赤嶺武、入川博明、喜舎場信夫、山里盛直、大山基、新垣隆男、宜寿次均、鳩間國弘、石垣皓次、石垣盛康、長濱克実、平地肇、古見隆二、舟浮俊郎、我那覇常允、宮良實義、新城寛三、比屋根孝子、比屋根太郎
▽団体=沖縄ツーリスト
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