郡内各地に大勢の観光客 史上初のGW10連休
- 2019年04月30日
- 社会・経済
史上初のゴールデンウイーク10連休に伴い、郡内各地は多くの観光客でにぎわいを見せ始めている。例年に比べ予約の早期化が進み、29日時点で郡内のホテルも期間前半の5月3日までは、ほぼ満室の状況。市内のホテル関係者は予約状況について「例年と比べほぼ同じだが、ゴールデンウイークに入っても宿探しの問い合わせがあるのがことしの特徴。4日以降の後半は予約も落ち着いている」と話し、別の関係者は「後半は家でゆっくりする人が多いのでは」と指摘した。レンタカーは業者によっては増車などの対応にあたっているが既に満車状態。日本人客が増加し、5日までは空きのない状況だという。
旅行代理店大手のHIS(本社・東京)によると最も人気のアクティビティはシュノーケリング(沖縄本島)で以降、体験ダイビング(同)、カヌー・カヤック(奄美大島)と続いた。5位には西表島でのSUPが入り、注目を集めた。
出発日は4月29日が最も多く、例年より長めの滞在が増えているという。
日本旅行(本社・東京)の調査では、前年同期比で沖縄への旅行者数が3倍に上昇し、平成から令和を旅先で過ごしたいという客も目立っている。
航空会社各社は、下りが4月27〜29日、上りが5月2〜5日にピークを迎えるとしており、県八重山事務所によると観光入域は、昨年12月に8万6868人、ことし1月に9万6976人と同じ月の入域観光客数として過去最高を更新。2月も前年同月比13%増の9万7835と昨年末以降、好調に推移。ゴールデンウイークの期間中も多くの観光客が訪れるとみられる。
石垣港離島ターミナルでは、午前中は離島を目指す客、午後は離島から戻る客で混雑しており、石垣島と西表島で2泊ずつするという兵庫県からきた家族連れの男性は「初めての八重山旅行。長期で休みが取れたのできれいな海を見ていやされたい」と笑顔で話した。
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