2個人1団体に認定証 エコファーマー
- 2019年04月18日
- 社会・経済
環境に優しい農業推進
【西表】環境に優しい農業を推進する「エコファーマー」の認定式が16日、竹富町西表島で行われ、同島西部の平井伯亨(のりゆき)さん、農業生産法人㈱農園ファイミール(池村一輝代表)、東部の水野友樹(ゆうき)さんの2個人1団体に沖縄県から認定証が交付された。
認定は3月8日付。平井さんとファイミールはマンゴー、パイナップル、水野さんはパイナップルを栽培している。認定証交付式は西部は中野わいわいホール、東部は仲間港ターミナルで行われた。
エコファーマーとは、「持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画」の沖縄県知事認定を受けた農業者のことで、5カ年間の認定計画に基づき生産した農産物に、エコファーマーマークを付して販売することが可能で、信用性をPRすることができる。
西部の平井さんと同農園の池村さんは、「今回の認定はスタート地点。西表の自然を守りながら、農産物の市場価値を高め、将来的にはオーガニック農家を目指したい」と意欲を語った。
東部の水野さんは「西表島のパイナップルを初めて食べた時、そのおいしさに感動した。エコファーマーは自分自身のステップアップが第一の目的だったが、安心安全なパイナップルをお客さまにアピールできるのはうれしい。今後も環境に優しい農業を営んでいきたい」と話した。
8日付で石垣市の新城正巳さん(マンゴー)も認定されている。認定式は5月の予定。
八重山郡内では、8日付認定の4人を含め27人がエコファーマーとなっった。
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