小中学校42校で入学式 八重山郡内
- 2019年04月10日
- 地域・教育
郡内小中学校42校(小中併置校、八重山特別支援学校含む)の入学式が8日から9日にかけて行われ、新入生らが期待と緊張を胸に、新しい学びやの門をくぐった。本年度の小学校、中学校の新入生は9日現在、石垣市で563人、521人、竹富町で47人、41人、与那国町で36人、16人。ことしは船浮小中、古見小、鳩間小で新入生がなかった。
このうち、石垣小学校(市原教孝校長、372人)の入学式は午前8時25分に開式、晴れ姿の新1年生62人が保護者や職員、在校生の祝福を受け、背筋を伸ばして体育館へ入場した。
市原校長はあいさつで「元気いっぱい遊び、友だちをたくさんつくり、読み書き計算、しっかり学んで賢い子になって」と歓迎した。
児童会長の下地鴻太君(6年)は「石小には優しいお兄さんお姉さんがたくさんいる。分からない事があった時、遊びたい時はいつでも来て」と頼もしい笑顔で語りかけた。
石垣安志教育長の祝辞を入嵩西覚学務課長が代読、大濵永寛PTA会長、新入生保護者代表で小澤一樹さんのあいさつもあった。
■1人だけの入学式ー野底小学校 嵩原さんを温かく歓迎
野底小学校(安谷屋正史校長)では、嵩原舞輝(まいき)さんがただ1人の新1年生として入学、在校児童24人と職員や保護者、関係者らが温かく迎えた。
入学式では真新しいランドセルを背負った嵩原さんが、担任の新本真理子教諭と一緒に花道の中をくぐって入場。
照れながらも、児童紹介で名前を呼ばれると「はい」と元気よく返事。舞台に上がり、2年生と一緒に楽しくダンスを披露した。
在校児童全員によるあいさつでは「給食や勉強、楽しい行事がたくさん。わからないことは何でも聞いてね」と優しく歓迎した。
安谷屋校長は「学校はすぐに慣れる。まずはあいさつが元気よくできるようになってね」とエール。
嵩原さんは「算数の勉強や体育の授業が楽しみ」と胸をふくらませた。
関連するニュース
- 元気よく、3学期スタート 冬休み明け 郡内一斉に始業式 2021/01/07
- 小中の入学式ピーク 保護者ら門出を祝福 2018/04/11
- 郡内小中高で入学式 緊張を胸に新生活へ喜び 2018/04/10
- 元気いっぱい、新1年生 郡内小・中学校で入学式 2017/04/11
- 郡内で入学式始まる 2017/04/08
- 夢抱き506人が校門くぐる 県立3高校で入学式 2016/04/08
- 野底小に学童クラブ 学校設置は第1号 2015/04/14
- 学校生活へ第一歩 西表・上原小 2015/04/11
- 3高校で505人が入学 小中はきょうピーク 2015/04/08
- 「放課後児童クラブ設置を」 2014/10/02