本比田君、堂々と発言 こども新聞サミット
- 2019年03月28日
- 地域・教育
全体討議で発言する本比田一朗君=27日、東京都江東区の日本未来科学館
全体討議でチーム代表に
【東京】全国27の新聞社を代表した“こども記者”37人が一堂に会した第3回「こども新聞サミット」(こども新聞サミット実行委員会主催、幹事社:朝日学生新聞社・毎日新聞社・読売新聞社)2日目(最終)は27日、東京都江東区の日本未来科学館で、サミットのテーマ「スポーツを楽しむためには」に対する最終提言「いっしょに挑戦し笑顔を広げよう」を採択し、2日間の日程に幕を閉じた。
琉球新報社の新報小中学生新聞「りゅうPON!」のこども記者として出席し、初日の分科会で、プロ野球千葉ロッテマリーンズの石垣島キャンプが地元にもたらす効果ついて発表した波照間島の小学5年生、本比田一朗君は、パネリストにマラソン解説者の増田明美氏らを招いて行われた2日目の全体討議では、チーム代表者として他グループと意見をまとめ、こども新聞1面の見出しとなる最終提言「いっしょに挑戦し笑顔を広げよう」を導き出した。
2日間を振り返り、「目標にしていた全国の友達をつくることができた。楽しくあっという間の2日間で、考えて発表する力が身についた」と充実の表情。
家族席で発表を見守った東京都世田谷区在住の祖父、大屋暁明さん(77)は「人前で頼もしく話す姿を見て、驚きと同時に成長を感じた。このまま前向きに育ってほしい」と目を細めた。
将来の目標について「パイロット」と即答した本比田君は「いつの日か、石垣から波照間まで飛行機を飛ばすことが夢」と力強く宣言した。
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