科学の面白さに触れる OIST
- 2019年03月23日
- 地域・教育
OISTのサイエンストリップで、科学の面白さなどを紹介するイェカテリナ・ステマーさん(左)ら=22日午後、八重高体育館
八重高で出前講座
沖縄科学技術大学院大学(OIST)が離島在住者を対象に定期的に行っている出前講座「サイエンストリップ」が22日午後、八重山高校であり、1、2年生が科学の面白さや英語の大切さに触れた。
広報ディビジョン地域連携セクションのミラー・メリアさんが同大学の概要を説明した後、大学院博士課程2年で植物ウイルスについて研究しているイェカテリナ・ステマーさんと、イカとタコを研究している物理生物学ユニット技術員の西林孝紘さんが講演。
このうち西林さんは、イカとタコの賢さや、体色変化などを説明したほか、研究を深めるためにドイツのフランクフルトやフランスのカーンに行ったことで、英語力や度胸が付いたことを紹介し、「外に出れば絶対に何かが変わるかといえば、そうとは限らない。しっかりと目的を持って何がやりたいのかを探し、準備することが大事」とアドバイスした。
同講座は23日午後1時から、八重山合同庁舎2階大会議室で小中学生向けに開催する。科学について楽しみながら学ぶ講演と体験型プログラムを行う。定員50人のところ20人余しか申し込みがなく、ミラーさんは「興味がある方は直接会場に来てほしい」と呼び掛けている。
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