小学校の卒業式ピーク 八重山
- 2019年03月22日
- 地域・教育
八重山郡内の小学校の卒業式が20日ピークを迎え、23校で、たくましく成長した卒業生らが保護者や在校生、地域住民の祝福を一身に受け、学びやを巣立った。21日に式を行う大浜小と海星小を加え、ことしは市内31校544人(八重山特別支援学校小学部含む)、竹富町9校41人、与那国町3校21人、計606人が卒業する見込み。このうち、白保小学校(仲皿利治校長、113人)では20日午前、男女各9人計18人の6年生が卒業認定を受け、すがすがしい笑顔で母校を後にした。
午前9時から行われた同校の卒業式では、卒業生らが中学校生活の目標や保護者への感謝、小学校生活の思い出などを一言スピーチで発表し、この日のために手作りした和紙の卒業証書を仲皿校長から受け取った。
仲皿校長は、郷土の偉人・大浜信泉の言葉「人生に飛躍無し」を引用し「やるべきことをしっかりとやることで夢に一歩一歩近づく。一日一日を積み重ねていくことで、大きな花を咲かせてほしい」と、児童らの新たな門出を激励。卒業生の保護者を代表し、前盛篤さんが「壁にぶつかっても焦らず、楽しむ気持ちを忘れず取り組んで」と子どもたちの前進を応援した。
また、石垣安志教育長(與世山淳石垣市教育委員会学校教育課長代読)、赤嶺勤子同校PTA会長が祝辞を述べた。
学校生活を振り返るスライド写真の上映後、在校生が合唱「はじめの1歩」で卒業生へエールを送り、卒業生は惜別の気持ちと喜びを込めて「旅立ちの日に」を歌った。
最後は教師や保護者、在校生らが校舎中央階段から校門まで花道をつくって見送り。同校鼓笛隊の演奏をバックに進んだ卒業生らは校門で振り返り「元気よく帰りのあいさつをしましょう。さようなら」と声を合わせ、小学校生活を締めくくった。
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