Chura★I 石垣島北部をPR
- 2019年03月16日
- 地域・教育
石垣市が地元高校生を対象に観光人材を育成する産官学連携事業「Chura★I」プロジェクトに取り組んだ市内の生徒8人が、活動の集大成として石垣島北部をPRするハンドサイズのフリーペーパーパンフレット「ふたりで楽しむ石垣島北部案内」を作成し15日午前、市庁議室で記者発表した。パンフレットは3000部作成され、観光文化課窓口で配布している。
パンフレットが紹介する地区は、石垣島北部の伊野田、野底、伊原間、明石、久宇良、平野、平久保。カップルや夫婦をターゲットに、乗馬やサバニ乗船などのツアーのほか、安良岳や星空など北部の自然をPRしている。携帯しやすいはがきサイズに折り畳まれており、広げるとA3サイズになる。
生徒らは昨年12月から北部地域を取材し、地域の魅力を発見。掲載情報や表現形式などを話し合って決め、写真撮影や文章の執筆、イラスト作成などに取り組んだ。
編集長を務めた五島栞さん(17、八重高2年)は記者発表で「取材を通して北部が好きになった。編集作業をやってみて、普段手に取っている媒体もさまざまな人や多くの労力がかかっていると分かった」と実感を語った。
中山義隆市長は「プロジェクトで培った力や学びを人生の中で生かして活躍してほしい」と期待した。
同プロジェクトは、将来の観光産業を担う人材の育成を目的とするもので、石垣市観光基本計画改訂版に沿った事業。市ふるさと納税と一般財団法人地域活性化センターの「地方創生に向けて”がんばる地域”応援事業」を活用した。
プロジェクトに参加した生徒は次の通り。
▽上野優祐(八重高3年)、保里涼(八商工3年)、石垣友蘭(八重農3年)、東與那覇楓(同)、松山優輝(八特支3年)、上地海春(八商工2年)、五島栞(八重高2年)、嵩原美優(同1年)
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