第2駐車場規模拡張へ 石垣港離島ターミナル
- 2019年03月11日
- 社会・経済
450台分、一部5月供用
ユーグレナ石垣港離島ターミナルに隣接する市有地で、㈱りゅうせき八重山支店と鉢嶺材木店八重山店の旧施設の解体作業が行われており、3月中にはほぼ終了する見通しだ。市港湾課によると、2施設の市有地は約1万5000平方㍍で、最大450台分の駐車スペースを確保できる。同課は、新年度で離島ターミナル第2駐車場を拡張する形で駐車場の整備を予定、5月のゴールデンウイーク前に一部(175台分)の暫定供用を目指す。
りゅうせきは昨年11月に南ぬ浜町(新港地区)に移転した後、事務所やガスタンク、貯蔵所などの解体を進めてきた。4月末までにはすべて完了する予定。
旧鉢嶺材木店の建物については市が「効率的な利用が図られる」として2014年度に買い取っており、このほど解体工事に着手、3月中に終える。
両施設跡地の市有地は市港湾計画で橋梁道路用地に位置付けられていることから、港湾課が整備する駐車場は、南ぬ浜町と本港地区を結ぶ2本目の橋梁が実現するまでの間の臨時的なもの。道路用地にかからない一部は引き続き駐車場として利用される可能性もある。
ターミナル駐車場は第1で78台、第2で252台確保されており、第2拡張分を合わせると780台という広大な駐車場が出現することに。第1・2駐車場は観光シーズンには満車となり、空きを待つ車両が列をつくるなど駐車場不足が課題となっている。
同課は9月までの上半期内に拡張整備を完了させ、全面供用を予定している。「第2駐車場の拡張により、観光シーズンのピーク時に駐車場不足解消の一助になれば」(下地敏之課長)としている。
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