ロッテ春季キャンプ始動
- 2019年02月02日
- スポーツ
ランニングで、石垣島キャンプをスタートさせる選手ら=1日午前、市中央運動公園野球場
千葉ロッテマリーンズの春季キャンプが1日、石垣市中央運動公園で始まった。1、2軍合同。チームスローガン〝マウエ〟を掲げ、就任2年目の井口資仁監督の下、期間を大幅に短縮し実戦中心のキャンプとなる。初日から紅白戦が行われた。石垣島キャンプはことしで12回目。1軍は11日、2軍は21日に打ち上げる。
キャンプは午前9時ごろ、選手全員でランニングとウオーミングアップ後、投手と野手に分かれて練習に入った。
セレモニーで、千葉ロッテマリーンズ石垣島協力会会長の中山義隆市長は「市民を挙げて歓迎する。子どもたちや市民に足を運んで声援を送ってほしい」と呼び掛け、井口監督は「昨季の反省のもと1年間しっかりと戦える技術、体力、メンタルを鍛え、今シーズンこそ〝マウエ〟を目指して石垣の皆さんと共に戦っていきたい。まずは活気のあるキャンプにしたい」と力強くあいさつした。
セレモニーには、年明けに右肘の手術を受けた大嶺祐太も参加し、ギプスの上からユニホームに袖を通した姿でチームと共にキャンプインを迎えた。
■ロッテいきなり紅白戦―ドラ1藤原、代打で登場
幕が開けた千葉ロッテマリーンズの春季キャンプは、初日から早くも紅白戦が行われた。紅白とも各回1人ずつ計18人の投手が登板し、野手陣も各自がプレーをアピールする井口資仁監督の〝実戦主義〟が早速実行された。
試合は午後0時30分、石垣市中央運動公園野球場で開始。三回に白組の2番DH・清田育弘が紅組の松永昂大から、バックスクリーン左横に飛び込む鮮やかな2点本塁打を放つなど、4ー3で白組が勝利。注目のドラフト1位・藤原恭大も八回に白組の3番代打で登場、四球を選んだ。
会場には北東の風が吹き肌寒い中、観客1100人(主催者発表)が来場、本土から駆け付けたロッテファンや地元ファンらがグラウンドの選手らに熱い視線を送った。
初日を終え、井口監督は「全員がしっかり動けているのが確認できた。オフの間にタフな調整だったと思う。投手の生きた球にすぐには慣れないと思うが、その中で結果を出してくれた選手もいた。ここからチーム内競争になってくる」と各選手の状態に手応えを口にした。
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