日本一目指し「マウエ」へ!!
- 2019年01月31日
- スポーツ
あすキャンプイン
2月1日から始まる石垣島キャンプを前に、千葉ロッテマリーンズの選手73人と監督、スタッフら総勢151人が30日、空路石垣入りした。南ぬ島石垣空港で千葉ロッテマリーンズ石垣島協力会や関係者、地元ファンらが出迎えた。ことしで12回目となる石垣島キャンプは石垣市中央運動公園で1・2軍合同で行われ、1軍が11日まで、2軍は21日までとこれまでより大幅に期間が短縮される。年明けに右肘の手術を受けた大嶺祐太もチームと帯同して石垣入りした。
ことしは実戦を重視する就任2年目の井口資仁監督の下、異例の超短期日程で行われる。2月1日のキャンプイン初日に紅白戦、9、10日には台湾のラミゴモンキーズとの「アジアゲートウェイ交流戦」を行う。11日の1軍打ち上げ後は、沖縄本島や本土での練習試合を予定している。
夕刻の便で来島した選手らは午後5時45分ごろ、到着ロビーに続々と姿を現した。年明けに右肘内側の側副靭帯再建術と鏡視下滑膜切除術を受けて2019シーズン中の復帰が絶望的となっている大嶺祐太は腕にギプスをまいた姿で現れ、他の選手らと共にホテルへ移動するバスに乗り込んでいった。球団関係者によると、チーム練習には参加せず別調整となる。
南ぬ島石垣空港で行われた歓迎セレモニーには、山室晋也球団社長、井口監督、今岡真訪2軍監督、鈴木大地選手会長、中村奨吾選手が参加。ロッテ杯学童軟式野球大会で優勝した真喜良サンウェーブの子どもたちが花束を手渡した。
山室球団社長は「ことしも石垣島でスタートできることをうれしく思う。スローガンの通り『マウエ』へ跳び上がって、日本一を目指して頑張りたい。中身の濃いキャンプになる。ぜひ球場に足を運んでほしい」と述べた。
石垣島協力会長の中山義隆市長は「スローガンの『マウエ』の通り、ことしこそパ・リーグ制覇、日本一を奪還してもらいたい。キャンプを大成功で終え、シーズンでの活躍を祈る」と歓迎した。
セレモニーには球団を追って県外からの報道陣も大勢詰め掛けた。
セレモニーに参加した真喜良の田渕尊主将(真喜良小5年)は「清田育弘選手の(球に)逆らわない打撃をお手本にしたい。日本一になってかがやく姿が見たい」と期待に胸をふくらませた。
捕手の伊良部昂君(同)は「打撃や守備でのボールの取り方などのフォームをまねて試合で生かすようにしている。大嶺(祐太)選手にも早く試合に戻って投げられるよう頑張ってほしい」、母親の千枝さん(48)も「石垣島の子どもたちにとってヒーローのような存在。また戻って活躍し、子どもたちに夢を見せてほしい」とエールを送った。
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