第17回石垣島マラソン大会 4247人が完走
- 2019年01月28日
- スポーツ

午前9時の号砲とともに一斉にスタートするフルと24㌔のランナーら=27日午前9時ごろ、石垣市中央運動公園陸上競技場

石垣島マラソン初出場で初優勝のゴールを切る角田智史=27日、市中央運動公園陸上競技場

後半4人抜きの逆転劇で大会2度目のVを飾った能勢結希=27日、市中央運動公園陸上競技場

第17回石垣島マラソン(石垣市、市教育委員会、市体育協会主催)は27日、市中央運動公園を発着点にフル、24㌔、10㌔の3コースで行われ、フル男子は角田智史(35)=那覇市=が初優勝、同女子は能勢結希(48)=神奈川県=が2回目の栄冠をつかんだ。大会には3コース合計で4399人が出場し、4247人が完走、完走率は97%だった。(10、11面に関連、4、5、6面に成績、3、12面に写真特集)
フル男子は、序盤から4、5人でトップ集団を形成。20㌔すぎから角田と最終4位になった王滝将弘(28)=新栄町=の2人が抜け出したが、残り10㌔で角田が引き離し、最後は2位に5分近い大差をつけた。同女子は、前半5位だった能勢が後半30㌔付近で前方を走る4人をごぼう抜きし、逆転Vを飾った。
1091人が出場した24㌔男子は小林洋(40)=竹富町=、同女子は平安名由莉(24)=登野城=、10㌔男子は佐藤駿(22)=三重県=、同女子は野口歩美(22)=那覇市=がそれぞれ優勝した。
石垣島地方気象台によると、この日の天候は曇り。スタート時の午前9時の気温は16度、湿度63%、北北東の風4・7㍍とランナーにとっては走りやすいコンディションとなった。
寒空の下、沿道やすれ違う車の中から人々が懸命にゴールを目指すランナーに声援を送り、エイドステーションではボランティアの給水が背中を押した。
レース中に50代男性ランナーが倒れ心肺停止となったが、応急処置で意識が回復、市内の病院に搬送された。
ゴール後は、参加者らに開放された市総合体育館で交流会も行われ、地元アーティストらによるステージや、石垣牛などが当たる抽選会で盛り上がった。
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