石垣島マラソン 完走メダル1500個完成
大浜工房利用者が製作
27日の第17回石垣島マラソンで完走者に贈られる完走メダルの製作を市から受託している就労継続支援B型施設「大浜工房」(島袋喜代美施設長)が25日、メダル1500個を完成させた。
同工房は10回記念大会から製作を受託。ことしも昨年同様に同工房と石垣焼窯元、高林奈央さんの3事業者で1500個ずつの計4500個を製作した。
同工房によると、メダルには石垣島で採れた粘土を使用。職員や利用者ら約10人態勢で昨年の12月中旬から型押しや素焼き、色付け、本焼き、ストラップの取り付けまで、一連の作業を行った。
島袋施設長は「一つ一つ型押しや色塗りをしているため、同じ物はない」と特徴を語った。
3年前からメダルの裏面に撥水剤を塗ったり、磨いたりする作業を行っている利用者の東江正史さん(60)は「撥水剤を付ける時に、側面にはみ出さないように気を使ってゆっくり作業した。きれいにできて満足している。ぜひ完走して、私たちの愛情のこもったメダル獲得を目指してほしい」とエールを送った。
メダルは10㌔、ハーフ、フルのすべてのコースで制限時間内にゴールした出場者に贈られる。
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