地魚の祭典を満喫 多くの来場者でにぎわう
- 2019年01月22日
- 地域・教育
お魚まつり
第17回お魚まつり(石垣市漁業集落主催)が20日午前、八重山漁協セリ市場で行われた。マグロの解体ショーやソデイカの足が懸かったじゃんけん大会、魚介藻類や加工品の販売などがあり、訪れた郡内の多くの家族連れが、年に1度の新鮮な地魚の祭典を満喫した。
同まつりは、石垣市内の漁師らが、八重山周辺海域の魚介藻類や水産加工品の販売を通して、地産地消、地魚のブランド化、地域交流を推進する目的で、漁業再生支援交付金を活用し毎年開いている。
開始時間の午前10時には、市場は多くの客でひしめき、各コーナーに長蛇の列ができた。50㌔級のキハダマグロの解体ショーにはひと際大きな人だかりができ、漁師の大胆な包丁さばきとマグロの見事な赤身に歓声が上がった。モズクのつかみ取り、勝てばソデイカの足がもらえるじゃんけん大会、ナマコやヒトデと触れ合えるタッチプールなど体験型コーナーが子どもたちの人気を集め、マグロやシャコガイなどの海鮮やチヌマンの昆布巻きなどの加工品はほぼ完売した。郡内の水産関係研究4機関による研究展示もあった。
大好きなもずくのつかみ取りを初めて体験した与儀春香さん(10)=登野城小4年=は「ぬるぬるして冷たくて楽しかった」と声を弾ませ、引率した親戚の伊志嶺佳彰さん(51)=石垣=は「昨年は来るのが遅くてほとんど売り切れだったのでことしは早めに来た」とニコリ。
娘の仲宗根信枝さん(60)=新川=と来た元漁師の大城富さん(82)は「こんなににぎやかな漁港を見られるとは」と笑顔を見せた。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- お魚まつり盛況 大勢の来場者でにぎわう 2018/02/19
- お魚まつりに大勢の人出 近海魚の地産地消を 2016/02/01
- マグロの解体に注目 魚まつり観光客らで賑わう 2010/03/15
- お魚まつりに大勢の市民 モズクのつかみ取りなど熱気 2009/03/08
- 「お魚まつり」に大勢の市民 鮮魚、加工品を格安販売 2008/10/12