受賞者7人に表彰状伝達 海洋環境に関心を持って
- 2019年01月18日
- 地域・教育
「第19回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール」(同庁主催)の表彰・伝達式(石垣海上保安部、海上保安協会八重山支部主催)が17日午後、第11管区海上保安本部石垣航空基地の機体格納庫で開かれ、郡内の受賞者7人が表彰状や記念グッズの贈呈を受けた。
海の絵を描くことを通して、全国の小中学生に海洋環境に関心を持ってもらうことを目的としたコンクールで、全国から3万1800点、八重山地区から124点の応募があった。同部と同支部は、各受賞作を印刷したクリアファイルや缶バッジを独自に作製。花井宏泰部長と辻野ヒロ子支部長が、受賞者らへ表彰状と一緒に手渡した。
ウミガメなどが生き生きと泳ぐ透き通った海を描き、同保安本部奨励賞の伝達を受けた西村楓花さん(11)=白保小5年=は「生き物が安心して暮らせるように、と願いを込めた。海を守るために地元の白保海岸でもごみを拾うなど小さな事から心掛けたい」と目標を語った。
石垣市の米原ビーチでシュノーケリングを楽しんだ際に見た光景をカラフルに描いた上里直汰君(11)=登野城小6年=は「最近は海がだんだん汚れてきていると思う。海を守ろう、大切にしよう、という気持ちで描いた。少しでも皆に伝わり、海がきれいになったらうれしい」と話した。
【受賞者】
▽第11管区海上保安本部奨励賞=西村楓花(白保小5年)▽石垣海上保安部長賞=上里直汰(登野城小6年)▽海上保安協会八重山支部長賞=村山碧思(新川小1年)、山内海優(大浜中1年)▽石垣海上保安部奨励賞=前三盛朝陽(登野城小2年)、譜久嶺心香(大浜小4年)、上間とわ(大浜中3年)
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