新春の島を疾走 波照間
- 2019年01月06日
- 地域・教育
「走ろう会」に30人参加
【波照間】島を一周する「走ろう会」が2日、開催された。今年で19回目となり、小中学生や帰省中の出身者ら約30人が参加した。
波照間小中学校を発着点に一周道路約10㌔を走るコース。天気が心配されたが、全員が完走することができた。時おり強い北風が吹きつけたが、中学生が小学生の前を走って風よけになるなどして後輩を先導した。
昨年、県中学校駅伝競走大会に出場した波照間中学校の慶田本碧くん(3年)が1位。十五の春を迎える慶田本くんは「高校でも駅伝部に入り、都大路を目指したい」と決意を新たにした。
小学生では阿利優月くん(小4)が1時間を切る好タイムでゴールした。阿利くんは「走るのは楽しくて全然苦しくなかった。来年の走ろう会では1位になります」と宣言した。
新年のイベントとして定着しており、毎年参加しているという観光客らは「波照間の子どもたちはすごい」と感心していた。 (波照間通信員)
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