野里さん(崎枝中3年)が沖縄賞
- 2018年12月05日
- 地域・教育
同中の5人も金賞
第20回沖縄県中学校社会科新聞コンクール(県学びをつくる研究会など主催)で、崎枝中学校3年の野里実優さん(15)の「地元」が沖縄賞に輝いたほか、野里さんを除く応募者5人全員が金賞に選ばれた。
野里さんの作品「地元」は、地域住民へのインタビューを基に、昔と現在の生活、学校環境、人間関係の変化に触れている。インターネットを使わず実際に話を聞き、本で調べてまとめた。崎枝御嶽や屋良部岳、御神崎など地域の自然や名所も写真を付けて紹介した野里さんは「小学5年の時に来た崎枝地域は、自然豊かで大好き。昔は貧しかったが人のつながりがあった。今は真逆になっている。いろんなものが発展していく中でも、地域とのつながりを大切にしていきたい」と語った。
ことしで最後の挑戦となった野里さんは「地域の人に話を聞いたり、実際に自分が調べたい場所に足を運んだりして、調べることに対して意欲的に、真剣に取り組んでもらいたい」と後輩にエールを送った。
同コンクールには4731点(特別支援クラス含む)の応募があり、他校からも入賞した。野里さんを除く入賞者は次の通り。
【金賞】
▽1年=富川翔三郎(崎枝)▽2年=立津琉人、國仲賢杜、野里愼(以上、崎枝)、江原野の花(名蔵)、前津愛晶(大浜)、遠山珠未(白保)▽3年=富川裕二朗(崎枝)、波照間千晴(白保)
【銀賞】
▽2年=浦崎楓子(名蔵)、平田みほし、大嶺士杏(以上、大浜)、世持結生、上原来夢(以上、白保)、譜久嶺加歩(与那国)▽3年=前盛理沙(大浜)
【銅賞】
▽1年=伊志嶺来夢(名蔵)▽2年=赤嶺絢萌(名蔵)、前盛志帆、新城陽菜(以上、大浜)、中井舞風、松原愛(以上、与那国)▽3年=上間とわ、与儀一瑠、奥間優大(以上、大浜)、赤池寛太郎(白保)
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