「こどもと戦争」展始まる 八重山平和祈念館
- 2018年11月02日
- 地域・教育
30日まで実施される八重山平和祈念館の企画展「こどもと戦争~愛され、護られるべき小さき人たち~」=1日午前、同祈念館
平和の尊さ考える機会に
八重山平和祈念館(比屋根勉分館長)の企画展「こどもと戦争~愛され、護られるべき小さき人たち~」が1日、同館第2展示室で始まった。学校や子どもが戦争に巻き込まれていった歴史などを示す写真97点、資料229点を展示している。30日まで。
同展では▽沖縄戦中に米兵が撮った子どもたちの写真▽八重山初の学校「八重山高等小学校石垣南尋常小学校」の様子を描いた「八重山風俗図」▽方言札の複製—などのほか、各時代の年表や写真、新聞なども展示している。
同館職員の久高百合子さんは「戦時中の子どもたちは戦争に協力するしかなかった。子どもや学校が戦争に巻き込まれていった歴史を見つめ、子どもが朗らかに過ごせる平和の尊さについて改めて考える機会としてほしい」と来場を呼び掛けている。
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