上善会が設立20周年
秋まつりで住民と節目祝う
1998年10月1日に設立され、ことし20周年を迎えた医療法人上善会(橋本孝来理事長)は7日、かりゆし病院駐車場広場で第19回秋祭り、市内ホテルで記念式典と祝賀会を開催した。利用者や住民らが訪れ、節目を祝福した。
同会はかりゆし病院をはじめ介護老人保健施設、認知症対応型共同生活介護グループホーム、認知症対応型通所介護デイサービスなど6施設7事業を運営し、地域の医療・介護・福祉の向上に貢献している。11月からは訪問看護ステーションもスタートさせる。
橋本理事長は秋祭りでのあいさつで「誰でも安心して暮らせる地域社会の実現、親しまれ頼りにされる病院を目標に、日常生活により近い立ち位置で、皆様の健康の役に立てるようこれからも努力する」と決意を語った。
祭りは石垣第二中学校の吹奏楽マーチングバンド部の演奏で幕開け。特設ステージでは、勤続20年の職員らの「鷲ぬ鳥節」に続き、ことしのとぅばらーま大会優勝者の玉代㔟秀尚さんの独唱、石垣中学校郷土芸能部の踊りなどが披露された。施設利用者や地域住民らが舞台のほか、屋台のゲームや料理を楽しんだ。
病院待合室では血圧や身長体重、体脂肪の測定や視力検査のコーナーが設けられ、来場者が健康チェックも行った。
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