幼稚園2園を集約へ 石垣市
- 2018年09月15日
- 地域・教育
老朽化で20年度から実施予定
石垣市立幼稚園・保育所のあり方検討委員会(委員長・漢那政弘副市長)は14日までに、みやとり幼稚園をみやまえ幼稚園に、やえやま幼稚園をおおかわ・あまかわ幼稚園にそれぞれ集約する方針を決めた。いずれも老朽化によるもので、2020年度から実施する予定。本年度末までに入園申し込みがゼロの幼稚園については、19年度中の園児受け入れを行わないことも確認した。
8月16日開催の第2回委員会で承認され、9日10月付で議事録が公表された。
みやまえ幼稚園舎は築50年が経過し、2階の公民館施設からコンクリートひさしの落下が見られるなど老朽化が著しい。
石垣小学校建て替え基本構想でみやとり・みやまえ幼稚園の集約整備の方向となっていることから、校内に集約されるまでの間、みやまえ幼稚園で合同の教育・保育を行う。みやとりの園児は本年度15人。
やえやま幼稚園舎も築44年が経過し、3階の公民館施設からの雨漏りも起きている。耐震性能にも問題があるとして、園児の安全性確保の観点から集約する。やえやまの園児は14人。
やえやま幼稚園については、登野城小学校建て替え時におおかわ幼稚園と集約して校内に整備するとして敷地を確保しているが、現段階で具体的な計画はないという。
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