知事選きょう告示
- 2018年09月13日
- 社会・経済
辺野古移設、最大の争点
【那覇】翁長雄志氏の死去に伴う30日投開票の県知事選は13日告示され、17日間の選挙戦に突入する。選挙は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非を最大の争点に前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と「オール沖縄」が支援する衆議院議員の玉城デニー氏(58)による事実上の一騎打ちになる見通し。ほかに会社員の兼島俊(40)、元那覇市議の渡口初美(83)、経営コンサルティング業の南俊輔(34)、不動産鑑定業の山口節生(68)の4氏が出馬を表明しており、過去最多の立候補者数となりそうだ。
知事選最大の争点となる名護市辺野古への新基地建設について佐喜真氏は「普天間の返還や危険性除去に取り組むことが最重要だ」と訴えたが基地建設については明言していない。玉城氏は「翁長知事の遺志を継ぎ、あらゆる手段を行使して建設を阻止する」と主張し、両者の違いが鮮明になっている。
佐喜真氏は、同日午前8時半から那覇市のいとみね会館前で出陣式を行い、第一声を放つ。出陣式後は、浦添市、宜野湾市、沖縄市、うるま市、名護市、八重瀬町を回り、支持を呼び掛ける。
玉城氏は、同日午前10時50分から伊江村の伊江島タッチュー駐車場で出発式。第一声を発した後は、名護市、うるま市、沖縄市、宜野湾市、那覇市で街頭演説し、有権者に訴える。
12日現在の選挙人名簿登録者数は115万8569人(男性56万4791人、女性59万3778人)となっている。
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