「この経験を将来に」
- 2018年09月06日
- 地域・教育
市長に姉妹都市交流報告
カウアイ郡派遣中学生
カウアイ郡派遣中学生
8月20日から11日間、石垣市から姉妹都市ハワイ州カウアイ郡へ派遣され、30日に帰島した白保中学3年の髙橋満月さん(14)、大浜中学3年の藤原倫さん(同)、石垣中学校3年の山内琉大君(同)の3人が5日夕、石垣市役所で、派遣中に学んだことや感じたことを中山義隆市長に報告し「この経験を将来に生かしたい」と語った。
3人は20日から9日間、ハワイ州に滞在。ホームステイやカパア高校での授業参加のほか、パールハーバーや戦艦ミズーリなどを見学する平和学習も行った。
髙橋さんは「間違ってもいいから積極的に挑戦することが大切だと学んだ。今回の派遣で視野が広がり、物事を新しい見方で見ることができるようになった」と感想を述べた。
藤原さんは「カウアイと石垣の雰囲気や自然は驚くほど似ていた。英語を話すことで、自信のないことでも積極的に挑戦する勇気がつき、将来の選択肢が増えた」と振り返り、山内君は「カパア高校の生徒たちは海外文化が大好きだが、それ以上に地元に誇りを持っていた。私も足元の石垣島を理解し、またいろいろな土地を歩きたい」と郷土を知ることの大切さを話した。
中山市長は「この経験が将来きっと役に立つ。カウアイと石垣の架け橋となってほしい」と激励した。
同派遣事業は2004年に始まりことしで15年目。3人を含め、48人の中学生が派遣されている。
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