八商工が優秀賞に輝く 県高校生徒商業研究発表
- 2018年07月06日
- 地域・教育
第21回県高等学校生徒商業研究発表大会で優秀賞に輝いた八重山商工高校マーケティングリサーチ部の部員たち=5日午後、同校
4日に那覇市の沖縄県男女共同参画センターてぃるるで開かれた第21回県高等学校生徒商業研究発表大会(県商業教育研究会主催)で、「アストロツーリズムプロモーション~一日中楽しめるスターアイランド石垣島計画~」をテーマに、石垣島の星空をPRした八重山商工高校マーケティングリサーチ部(仲里稔樹部長)が優秀賞に輝いた。
大会には県内から7校がエントリー。同部からは仲里部長(情報ビジネスコース3年)、小田島汐音副部長、上地海春(みはる)さん、武岡春奈さん(以上観光コース2年)、大城莉緒さん、喜舎場鈴乃さん(以上情報ビジネスコース2年)の6人が出場した。
同部は石垣島の新たな魅力として星空に着目。大会では①島人(しまんちゅ)向け星空ツアー②星まつりのライトダウンに向けた市民らへの呼び掛け③市商工会星物語推進委員会ステラマリッジとの星空ウエディング—を実践した後に行ったアンケートで、石垣島の星空に「満足」「やや満足」と答えた割合が95%を占めたことなどを紹介。
同ツアーでは星座の説明に加えて三線演奏を行っており、大会当日に武岡さんが三線で「安里屋ゆんた」を演奏して当時の様子を再現した場面も。
また、日本語と中国語、英語の3カ国語で行ったアンケートの説明で、上地さんが実際に中国語で質問文を読み上げるなど、八重山らしさや学習の成果を発表に組み込んだ点も高く評価された。最優秀賞の浦添商業高校とは8点差の僅差だった。
仲里部長以外の5人は本年度からの入部で、仲里部長は「みんなの努力が結果につながったと思う。僅差で負けたのは悔しかったが、短期間でここまで結果が出せてうれしかった。今後も『美島商虹』というブランドを大切に受け継いでいってほしい」と願いを託した。小田島副部長は「今後も石垣島の魅力を発信できるように『美島商虹』として考えていきたい」と意欲を語った。
同部顧問の高山沙織教諭(38)は「小さい島の生徒たちだが、沖縄本島にも引けを取らない能力を発揮したと思う」とたたえた。
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