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地元54社が自社PR 企業説明会

八重山地区企業説明会の企業ブースで、訪れた高校生に自社事業を紹介する担当者ら=21日午後、八重山農林高校体育館

八重山地区企業説明会の企業ブースで、訪れた高校生に自社事業を紹介する担当者ら=21日午後、八重山農林高校体育館

就職希望の高校生らが参加

 若年者に地域企業の魅力を紹介して将来的なマッチングで人手不足の解消に結びつける「八重山地区企業説明会」(ハローワーク八重山雇用対策推進協議会主催)が21日午後、八重山農林高校体育館で開かれ、郡内で各産業を展開する企業54社が高校生を中心に自社をPRした。企業説明会の開催は昨年に続いて2回目。参加企業は前回の37社を大きく上回り、来場者は186人。求職者数の減少による労働人口の低下や、長期化する人手不足解消のカンフル剤にと期待している企業側は「5年間の継続開催で若年者雇用の動向を検証してほしい」との新たな要望もあった。

 会場には宿泊、医療・福祉、サービス、農業関係など幅広い業種が参加。訪れた地元3高校の就職希望生徒などに企業担当者が個別ブースで15分間、自社事業の紹介や労働環境について説明した。

 協議会は地元高校を卒業後、進学や就職で島を離れる若年者が多い離島の現状に加え、大学卒業や一定の就職期間を経てUターンする若年者も多い特徴に対して、雇用の受け皿を備えようと企業説明会を昨年から開催。高校在学中に地元企業を知る機会を創出するほか、3年以内の離職率が77・1%と、県平均の62.4%を上回る八重山の現状を抑えるのも狙いだ。

 観光と医療・福祉の企業ブースで説明を受けた木田美維さん(八重農2年)は「島外就職は決まっているが、地元で知らなかった企業から話が聞けたので地元で働くことに興味を持った。帰島後の選択肢が増えた」と振り返った。

 参加した介護老人福祉施設八重山厚生園の古見嘉浩介護課長は「当施設では50代の職員が多く、若年者が満たないほか、人手不足が顕著で頭を悩ませている。この説明会を若い人材確保の場と考えている」と期待した。

 八重山公共職業安定所の仲程通助所長は「企業を知るということからマッチングにつなげてほしい。継続することで若年者の労働力確保が図れる。雇用の裾野を広げたい」と話した。

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