田福、全日本空手初V 八重山初の快挙
- 2017年11月08日
- スポーツ
壮年男子無差別B
前々回王者を判定で下す
前々回王者を判定で下す
東京都内で5日に開催された直接打撃制の第48回オープントーナメント全日本空手道選手権大会(主催・一般社団法人国際空手道連盟極真会館)で、沖縄県代表として壮年男子無差別B(50代の部)に出場した極真空手石垣道場責任者の田福雄市(51)が初優勝の快挙を成し遂げた。八重山初。
持ち前のパワーとスタミナで初戦から決勝まですべての試合で本戦勝利。決勝では前々回王者を5ー0の判定で下した。同道場は全日本大会で多数の上位入賞者を輩出しているが、日本一は石垣道場発足23年目にして初めて。田福は、後進の指導の傍ら自らの鍛錬も怠らず悲願を達成した。
田福は、4年前の現役復帰以降一度も結果を残せなかったことから、パワー重視の組手スタイルを一新。ウエートトレーニング以外に、自転車やサーキットなどを導入してスタミナアップを図るなど、1日4~5時間の練習を積んできた。体重を10㌔以上落とすなど、動きに自信を得て大会に臨んだ。
田福は「おかげで試合中にスタミナが切れる心配がなくなったので、全日本では自信を持って戦えた。私の一番の目標は優秀な選手を育てることと、地域の未来を担う子どもたちに武道精神を伝えていくこと。これからも子どもたちといっしょに頂点を目指し、日々精進していきたい」と話している。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 長野(大浜中1年)が初優勝 2018/10/03
- 木伏が中学形制す 善雄杯空手道大会 2018/08/23
- 4選手が全国大会へ 全沖縄選手権 2016/05/31
- 前田島が高校女子準V 小2女子は桐生3位 2015/12/26
- 空手道の教士八段に合格 先島で最高段位 2014/05/20
- 大道(八島小4年)、大会3連覇 全沖縄空手道 2014/05/16
- 福元姉妹、木伏が優勝 沖縄剛柔流空手道 2014/04/04
- 八重高、団体で3位 県高校新人空手 2013/10/13