状況知ること支援の一歩
- 2017年09月16日
- 記者席
▽…2011年3月に当時3歳だった娘、心ちゃんを殺害された清水誠一郎氏が被害者支援公開講座で講演した。最後には心ちゃんが生きた3年間の写真も映像で紹介し、「『心』という字を見た時に娘を少しでも思い出してほしい」と声を詰まらせた。遺族は事件後も直接的な被害だけでなくさまざまな困難に直面して苦しむ。まずは被害者やその家族が置かれる状況を知ることが支援への第一歩だ。
▽…八商工商業科観光コースの3年生らが15日、水産物消費量拡大を狙う課題研究授業で、同消費量の低い若年層向けに、魚天ぷらの新しいPR方法を考えた。今はやりの「インスタ栄え」する魚天ぷらの写真はどう撮るか? チリソースやマヨネーズなどいろいろなソースをかけたらどうか? おにササのように天ぷらを流行としてヒットさせる事はできないか? 3学期までの取り組みの成果に期待。
▽…大浜中学校18期生が、母校の後輩へ職業講話を行った。先輩らの体験談やアドバイスに耳を傾ける生徒の姿があった。同校の2・3年生は職業体験を通し、その経験を進路へ生かしている。今回、就労へ触れる機会のない1年生にとっては、将来に向けて一つの指針となったであろう。学校では、仕事に対しての意識や考え方の変化に期待を寄せている。
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