東運輸が準グランプリ 県健康づくり表彰
- 2017年08月29日
- 地域・教育
【那覇】県や経済、保健・医療・福祉など73の関係団体で組織する「健康長寿おきなわ復活県民会議」(会長・翁長雄志知事)の第2回県健康づくり表彰(がんじゅうさびら表彰)の最終審査が28日、県庁で開かれ、事業所部門で東運輸㈱(松原栄松代表取締役社長)が準グランプリに輝いた。表彰式は、11月8日に那覇市のタイムスホールで開かれる。
ことしから始まった県健康づくり表彰制度は、2040年までに県民の平均寿命世界一を目標に掲げた「健康長寿おきなわ復活プロジェクト」の一環で、職域や地域で健康づくりに取り組む団体を表彰。その活動を広く紹介し、県民の健康への関心をより一層高めることを目標にしている。
ことし1月に行われた第1回表彰では、事業所部門で㈱八電工、地域活動部門で竹富公民館・竹富診療所がそれぞれグランプリに選ばれている。
東運輸は、社内に社長を委員長として安全衛生委員会と運輸安全マネジメント会議を設置。各部署の代表者が話し合い、7項目の健康増進策を選定した。
また、県の健康支援事業を活用し、歩数計や懸垂マシン、バランスボールなどを購入し運動やストレッチを励行したほか、ヘルシー料理教室やスポーツトレーナー、産業医による講話会を実施し、社員の健康意識向上に努めた。
同社の日笠利昭営業係長は「日ごろの取り組みを新聞でみたほかの事業所からの問い合わせもある。八重山全体にも健康づくりの機運が広がるきっかけになればうれしい」と期待した。1票差での準グランプリに同社でバスガイドを務める上里千恵子さんと天願典子さんは「グランプリを狙っていたので非常に悔しい。また挑戦したい」笑顔で話した。
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